十勝土産といえば、柳月の三方六

北海道の中でも特に銘菓が多い十勝は、豊富な原料に恵まれた街。そんな十勝で生まれた銘菓が、柳月の「三方六」です。しっとりとした上品なバームクーヘンは格別の美味しさです。

◎こだわりぬいた原料

「柳月」のお菓子は厳選した原料だけを使って作られています。
それは、雄大な自然の中で育った十勝の素材。砂糖は「てん菜」(ビート)から作ったものを使用。
キメが細かく上品な味わいがお菓子作りにぴったりで、ヨーロッパではよく使われているそうです。
小麦は、日本一の小麦の産地である地元、音更町産。大自然でのびのびと育った親鶏の卵は、プルプルしてハリのある黄身が特徴です。
酪農王国、十勝で作られた乳製品は鮮度バツグン。コクがあってとっても濃厚です。
これらの十勝ならではの素材から生まれた三方六のバームクーヘンは、しっとりとした優しい味わい。
その周りに薄くコーティングされたチョコレートは、バームクーヘンとの割合が絶妙です。
ホワイトチョコレートとミルクチョコレートのマーブルになっていて、まろやかな風味に仕上がっています。
発売から半世紀以上が経ち、新しい仲間も増えています。メープルシュガーとシロップを練り込んだ「三方六メープル」。
そして期間限定商品として「しょこら」「抹茶」「珈琲」「イチゴ」なども登場しています。これは定期的にチェックした方が良さそうですね。
また、可愛らしいミニサイズも登場しています。「三方六の小割」は一口サイズになっていて食べやすく、お土産としてみんなに配るにも最適ですよ。

◎北海道開拓の歴史

「三方六」という商品名の由来は、北海道開拓時代にさかのぼります。
土地を切り開くために伐採した木を薪にして、北海道の厳しい寒さをしのいだ人々。
その薪のサイズは、三方がそれぞれ六寸(約8センチ)だったため「三方六」と呼ばれていました。
そんな開拓の思い出である薪をイメージして作られたのが三方六です。
周りのマーブル模様のチョコレートは白樺の木を表しています。
昭和63年第27回世界菓子コンクール「モンド・セレクション」では最高金賞を受賞し、北海道開拓の歴史を受け継いだ銘菓は、世界から絶賛を浴びるようになりました。
十勝の自然の中で育った原料と、柳月のこだわりが詰まった三方六。
そこには北海道の歴史もしっかりと根付いているのです。

 

◎まだある!柳月のヒット商品

三方六が有名なお菓子の柳月。

三方六以外にも魅力的なお菓子がたくさんあります。
くるみやかぼちゃの種、松の実などが入って食感が楽しい十勝この実
チーズクリームの入ったパンデロー・月ふわり
まるまる一個の栗が入った贅沢な焼き菓子のまろん
北海道産の牛乳で作られたミルクまんじゅうの十勝みるくなど。

柳月のお菓子は、どれもメイドイン北海道。
北海道らしさが満載のお菓子です。


花畑牧場の十勝カタラーナ


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