北海道の朝食は、パンにカツゲン!?

北海道ならではのご当地ドリンクカツゲン。
北海道の人なら誰でも知っていて
北海道民以外にはほとんど知られていない、
北海道のソウルドリンクのカツゲンです。

これがカツゲン。
正式名称は、ソフトカツゲン。
雪印メグミルクから販売されている、
北海道限定の乳酸菌飲料です。

◎カツゲンは勝利の源?
カツゲンの名前の由来は、
活素(かつもと)からきていると言われています。
活は、勝つ
そして素は、牛乳の素という意味があるそうで、
その後、活素から勝つ源の勝源という名前で
1956年より北海道で発売。
その翌年からは、カタカナのカツゲンと変更になりました。

◎カツゲンは、どんな味?
乳酸菌飲料のカツゲンは、どんな味なのか???
こちらの映像を見てみましょう。

カツゲンはカツゲンです(笑)。
酸味のある牛乳。
ヤクルトにも似た味わいですが、
北海道民にとっては、ヤクルトよりもカツゲンの方が有名です。
北海道ではスーパーやコンビニなどで手軽に手に入れることができます。
学校の自動販売機では
牛乳やコーヒー牛乳、フルーツ牛乳と共に
当たり前のようにカツゲンが並んでいました。
朝食は食パンとカツゲン、
学校の昼食は、菓子パンとカツゲン。
これが当たり前という道産子も多いと思います。

◎カツゲンの黒歴史??
このカツゲン。
ノーマルサイズ以外にも様々なカツゲンシリーズがリリース。
青リンゴ味やイチゴ味、
それからカツゲンキャンディーやカツゲンアイスなども発売されましたが
それらは期間限定なのか長期間定着することはありませんでした。

◎カツゲンは、受験生の強い味方
カツゲンが勝源と漢字で書かれていたことは先ほど書きましたが
「勝つ」というフレーズから受験に勝つと、勝負に勝つと
受験生やスポーツチームがゲンを担いでカツゲンを飲むという現象も起こりました。
カツゲンを製造する雪印メグミルク工場では、勝源神社を設置。
工場を見学すると、勝源神社でお祈りをすることができます。
ちなみに通常神社といえばお神酒ですが、
そこは勝源神社。
神社ではカツゲンがふるまわれるそうです。
ちなみに受験シーズンになると、通常のソフトカツゲンのパッケージとは別に
受験生応援バージョンも登場します。
受験勉強をしながら夜食とともに、受験生応援バージョンのカツゲンを飲んで
大学に合格したという道産子も多いでしょう。

◎北海道以外で、カツゲンを飲む方法
北海道内のスーパーやコンビニならどこでも手に入れることのできるカツゲン。
北海道以外でも首都圏や関西圏で発売されていた頃もありましたが、
今は発売していません。
北海道から一番近い青森県の一部では入手できる店もあるそうですが
それ以外ではカツゲンを手に入れることは困難ですが、
ネット通販でカツゲンをお取り寄せすることは可能です。
ソフトカツゲンお取り寄せ情報