小樽名物 なるとの若鶏半身揚げ

小樽に来たら食べないと損、と言われるほど地元民からも観光客からも愛されている小樽名物「なると」の「若鶏半身揚げ」。
カラっと揚がった大ぶりの半身は、食べる前の心配をよそにあっという間にペロリと食べられてしまう飽きのこない塩味です。
ヒルナンデスなど各テレビ番組でも次々に紹介されています。

★小樽の老舗なると

小樽市にあるなると本店は1952年創業の老舗です。
正式名称は「若鶏時代なると」と言いますが、“なると”で十分通じる超有名店。
創業者の栗嶌夫妻が淡路島より移住し始めたお店です。
当初はお好み焼き屋として営業していたものの流行らず、鉄板で小樽のエビなどの海鮮や肉などを焼き始めたそうです。
しかし、半身の大きな肉は焼くのに時間がかかる…それなら油で揚げれば早い、ということで誕生したのが現在まで愛され続けている若鶏半身揚げです。
意外な経緯ですね。
土日はすぐに満席になってしまうなど、連日多くの人で賑わっているなると。
TBSテレビの人気番組「ぴったんこカンカン」では北海道出身の大泉洋が安住アナとともに本店に訪れました。大泉洋テイクアウトでよく利用するそうですよ。
現在なるとは、本店以外にも姉妹店などが誕生し、その人気は北海道中に拡大しました。
「ニューなると」は若鶏時代なるとで修業を積んだ創業者の長女の夫が1978年に創業した、寿司と若鶏半身揚げが頂けるお寿司屋さんです。また、丸井今井札幌店もありこちらではテイクアウトで楽しめます。
「小樽なると屋」は創業者の孫が独立して2008年に起業したお店で、こちらは小樽市外にも姉妹店があり、札幌・余市・函館・稚内・苫小牧などにも進出しています。本店では店内で食べられ、他の店舗ではテイクアウトで楽しめます。
道東の網走を中心に展開しているのが「若鶏のなると」です。こちらは北見店もオープンしています。
もちろん、使用する肉・味付け・製法は本店直伝。どこも本物の美味しさです。

★驚きの大きさ

なるとの若鶏半身揚げはインパクト大の見たことのない大きさ!
パリパリっとした皮の下から現れる、ふっくらとしたジューシーな身。
あっさり塩味なのでこの大きさでも最後まで飽きが来ないのが、素晴らしいところです。
その製法はというと、塩・コショウで味付けをしたら一日寝かせ、中までしっかりと味を染み込ませます。
揚げるのは高温の大豆油。衣は一切使いません。
一度上げたら身に軽く包丁を入れ、さらにキツネ色になるまで揚げて完成。
この二度揚げがパリパリの皮を作り出しているのです。
テイクアウトでお家で楽しむのもいいですが、おすすめはやはり揚げたて熱々に豪快にかぶりつく!
若鶏時代なると本店に行くとまず驚くのがそのメニューの多さです。
寿司、刺身からカレー、ラーメン、定食、丼ぶり、などなどとにかく種類が多いのです。
ですが、もちろん人気は若鶏半身揚げ定食。
お味噌汁とご飯がついて、そこにキツネ色に輝く香ばしい若鶏がドドンと乗れば食欲も倍増。
満点のボリュームにテンションもアガります。
食べきれなかった時には、持ち帰りにも出来るので安心ですよ。

★なるとキッチン

現在注目を集めているのが小樽ニューなるとの新ブランドとして誕生した「なるとキッチン」です。

2017年1月に1号店が札幌すすきのにオープンしました。
コンセプトは「若鶏半身揚げ×旨い酒」。
若鶏半身揚げ専門店となっており、肉に合う20種類以上ものお酒を全国から取り揃えた、若鶏半身揚げを最大限に楽しむためのお店です。
北海道の定番「ザンギ」などのたくさんの揚げ物、料理が楽しめる食べ放題も登場してますます話題になっています。テイクアウトもOKです。
そして、嬉しいことに北海道の名物が東京でも楽しめるようになりました。
5月には記念すべき道外初進出となる東京五反田店オープンし、本場と変わらぬ美味しさと旨いお酒が揃っています。

各テレビ番組でたびたび取りあげられいるなるとの若鶏半身揚げは、芸能人からも人気を集めています。
TBSテレビの「がっちりマンデー」では加藤浩次が絶賛。
自身№1の唐揚げとして紹介しました。
テレビ東京の「たけしのニッポンのミカタ」で紹介された際には、石ちゃんこと石塚英彦の「まいうー!」を頂きました。
さらに同じくテレビ東京の「モヤモヤさまぁ~ず2」ではさまぁ~ずのお二人もなるとの美味しさに触れました。
さらに、日本テレビの「ヒルナンデス」では“お取り寄せガッツリグルメおすすめベスト5”で第4位を獲得。
道外店舗もオープンし、これからますますファンが増えていきそうです。